第43回全国陸運労災防止大会

名古屋市で盛大に開催

 

 

 第43回全国陸上貨物運送事業労働災害防止大会は、平成19年11月14日(水)、名古屋市 名古屋国際会議場において、全国各地から約2,000名 (シンポジウムを含む。)という多数の参加者を迎え、 盛大に開催されました。

 ご参加いただいたご来賓の皆様、また地元愛知県支部をはじめ各都道府県支部関係者の皆様の多大なご協力に、心から御礼申し上げます。

 

 

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アトラクション 〜  「愛知県指定無形民俗文化財〜棒の手〜」 〜

 

アトラクション 〜  「愛知県警察音楽隊」 〜

 

 

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第 T 部 〜大会式典〜

 

 大会 第T部式典は、小笠原 愛知県支部長の 「労働災害は、いかなる経済情勢の下にあっても、本来あってはならないものである。本日のこの意義ある大会を契機として、心を新たにして皆様方とともに、さらに一層の安全活動を展開して参りたい。」旨の力強い開会の辞で始まりました。

   小笠原 愛知県支部長

 

 

 次いで、主催者を代表して岡部 会長が、「 平成18年における陸運業の労働災害の発生状況は、関係各位の真摯な労働災害防止活動の結果、死亡者数はその前年より47人減少し、198人となったところであるが、死傷者数については、依然として、13,000人台半ばに上がっている。

 また、本年、平成19年については、死亡者数は9月末現在で140人、死傷者数は8月末現在で、6,004人であり、死亡者数については前年同期を上回っているという、誠に憂慮すべき状況となっている。
  労働災害防止については、当協会では、平成15年度から平成19年度までの「陸運労災防止5カ年計画」を策定し、労働災害による死亡者数が年間200人を下回ることを目指すとともに、計画期間中の労働災害総件数を20%以上減少させることを目標に掲げているところであり、本年度がこの計画の最終年度である。
  このため本年度は、従来にも増して、「経営首脳が先頭に立った安全衛生活動の積極的な推進」を図るとともに、「交通労働災害の防止」、「荷役運搬作業の安全の確保」を主要対策として、積極的な労働災害防止活動の取組を展開しているところである。
 陸運業界は、軽油価格の高騰等様々な課題が山積し、厳しい経営環境にあるが、こうした環境を踏まえつつも、労働災害を防止し、働く人々の安全と健康を確保していくことは、時代を問わず基本中の基本であり、陸運業の発展のために業界を挙げて取り組まなければならない最重要課題である。
 先ほど述べた「陸運労災防止5カ年計画」も残すところわずかの期間となっているが、本大会は、今後の期間の労働災害防止活動の取組について、総力を挙げ、気持ちを高め、決意を固める大切な機会である。
 本大会を契機として、これまで以上に充実した実効ある労働災害防止活動を展開されるようお願いする。」とあいさつしました。

>>会長挨拶全文<<

岡部 会長

 

 

 続いて、 来賓の厚生労働大臣、国土交通大臣、警察庁長官、 愛知県知事からご祝辞をいただきました。

厚生労働大臣

祝辞

国土交通大臣

祝辞

警察庁長官

祝辞

愛知県知事

祝辞

(代読)

厚生労働省
労働基準局
鶴田憲一
安全衛生部長

(代読)

国土交通省

中部運輸局

中田徹
局長

(代読)

警察庁
中部管区警察局
花岡和道
広域調整部長

(代読)

愛知県
産業労働部

青木学
労政担当局長

 

 

【安全衛生表彰】

 優良賞10事業場、進歩賞37事業場、団体賞1事業場、功労賞6名、功績賞35名が、永年勤続表彰では10名、優良フォークリフト運転者表彰では211名が表彰 され、それぞれの代表者に賞状と記念品が授与されました。

>>安全衛生表彰者等一覧<< 

 

岡部 会長から受賞者に表彰状を授与

 

【安全衛生標語顕彰】

 本大会表彰に続き、開催に合わせて募集した安全衛生標語の入賞作と入賞者名が司会者により読み上げられ、顕彰されました。

>>安全衛生標語入選作品<<

 

 

 藤尾 福井県支部長より大会宣言(案)が力強く読み上げられ、満場の拍手をもって採択され、大会第T部式典を終えました。

藤尾 福井県支部長
>>大会宣言(PDF)<<

 

 

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第 U 部 〜特別講演〜

 

特別講演(1)

講演者 「厚生労働省労働基準局

       鶴田憲一 安全衛生部長」

演 題 「安全衛生行政の動向と

      今後の課題」

鶴田憲一 安全衛生部長

 

 

特別講演(2)

講演者 「日本の歴史小説・ノンフィクション作家

       井沢元彦 氏」

演  題 「歴史に学ぶ日本の将来」

井沢元彦 氏

 

 

 

 

 最後に、 川島 愛知県副支部長から、来年の東京都での再会のお願いと、労働災害撲滅に向けた今後の活動の誓いを込めた閉会の辞で、本大会が締めくくられました。

     川島 愛知県副支部長

 

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シンポジウム

 大会に先駆け、午前10時30分より「陸運業における安全衛生教育を考える」をテーマに、コーディネーターに財団法人国際交通安全学会顧問 小林實 氏を迎え、シンポジウムを行いました。

 パネラーの大和高速運輸椛纒\取締役 長谷清明 氏より『荷主に信頼される物流品質を目指して』と題し、雇い入れ時の安全に対する教育を重視し、新しく入社する乗務員、作業員について、知事認定の職業訓練自動車課を卒業させることで安全技能の均一化を図っているとの紹介がなされ、

 続いて名備運輸椛纒\取締役 丸川靖彦 氏より『人にやさしい物流を目指して』と題し、これまでの安全教育のありかたを反省し、企業のビジョンを社員とともに共有化を図り、社員の士気を高める教育(人尊重による好循環スパイラル)を取り組み始めたこと、さらに運送業務総合支援システム等の採用によりリアルタイムに情報を得、安全運転指導に役立てている旨の報告がなされ、

 最後に大宝運輸鰹務取締役 鈴木たか子 氏より『我が社の安全活動〜自分のために、家族のために、みんなのために事故のない明るい大宝運輸を作ろう〜』とのタイトルで、安全活動が企業の生命線であること、社員と会社の信頼関係の原点であることと位置づけ、経営の重要な柱として30年に亘る取組を行ってきたことを、社員規則や社内制限速度の厳守など具体例をあげながら独自の取組についての発表がありました。

 助言者(厚生労働省安全衛生部安全課 安井省侍郎 技術審査官)からはガイドラインに係る調査結果及び安全衛生教育の取組に当たっての留意点、パネラーに対する適切な助言をいただきました。

 続いてコーディネーターの進行により出席者からの質疑事項についての意見交換が行われ、参加者にとって、今後の安全衛生教育活動の取組に向けて意義のあるシンポジウムとなりました。