平成15年9月28日(日)埼玉県トラック総合教育センター(大里郡花園町)において、すがすがしい秋空のもと、選手応援、協会関係者他300名を越える参加者を集め、標記大会が盛会裡に幕を閉じました。

 出場選手は47都道府県から合計62名(女性2名を含む)が出場。入賞者は下記のとおり。

             

            入賞者

  都道府県 ゼッケンNo

氏  名

合計得点 学科競技 点検競技 運転競技
優勝 兵庫県 45 安福健治 979 294 100 585

厚生労働大臣賞

(当協会)会長賞

準優勝 京都府 40 寺本雅広 976 276 100 600 会長賞
3位 東京都 38 大澤佳男 969 282 97 590 会長賞
4位 福島県 29 菊地吉光 967 282 100 585 会長賞
5位 埼玉県 23 肥沼道浩 965 288 97 580 会長賞

             

             競技別 最高・最低・平均点

  (満点)

最 高 点

最 低 点

平 均 点

学 科 競 技 (300) 294 168 259.3
点 検 競 技 (100) 100 27 89.6
運 転 競 技 (600) 600 235.0 520.2

 

 

 

         【講評 技術管理部長 小山政起】

 好天気に恵まれ、すべての競技を無事終了することができた。ご協力をいただいた選手及びご参集の皆様にまず感謝申し上げる。
 学科、点検、運転競技の結果は別表のとおり。
 学科競技では、荷役装置の構造、取扱いに関する問題の正答率が相対的に低かった。改めてテキスト等によって確認等をしていただき、今後の安全作業につなげていただきたい。
 点検競技では満点が34名(62名中)出た。その一方で多くの指摘漏れを出した選手もあった。改めてフォークリフトの安全確保のための日常点検の重要性を確認され、精進していただきたい。指摘漏れでは前輪の空気圧不足、クラクション不良などが目立った。
 運転競技は昨年に比して全体のレベルが一段と高まり、優劣がつけにくくなった。今回積載荷重を1tに増加したことから、全般に慎重な運転となった。荷重1tとしたことによる影響を受けて積み取り、取り卸しの際のパレットの高さの調整や一時停止、更には柵への接触等で差が出ることになった。