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 第46回全国陸上貨物運送事業労働災害防止大会  宇都宮市で盛会裏に開催

 

  当協会主催、厚生労働省、国土交通省、警察庁及び栃木県の後援による第46回全国陸上貨物運送事業労働災害防止大会が、11月4日(木)午後、栃木県宇都宮市の「栃木県総合文化センター」において、全国各地からおよそ1,000名の会員、関係者の参加を得て、盛大に開催されました。
 今大会は、平成22年に入って以降、交通労働災害を中心として死亡災害が急増している中で、死亡災害の増加傾向に歯止めをかけるとともに、本年度改正された「労働災害防止5か年計画」に基づき、平成24年までに労働災害の死亡者数を半減させるなどの目標を達成するため、積極的な労働災害防止活動を展開していく決意を新たにする大会となりました。

大会次第 

T 大会式典
 国歌斉唱
 黙祷
 開会の辞    栃木県支部長 関谷忠泉
 挨拶       会長       岡部正彦
 来賓祝辞            厚生労働大臣
                  国土交通大臣
                   警察庁長官
                   栃木県知事
 表彰
 安全衛生標語入選作品顕彰
 大会宣言    埼玉県支部長 横塚正秋

U 事例発表

 テーマ:荷主先と連携した荷役災害の防止

 事例発表 1

  題 名  「荷主と連携したフォークリフト

       と人との接触防止」

  発表者 アート梱包運輸株式会社

          安全管理部長 田古島正幸

 事例発表 2

  題 名  「荷主先と連携した安全最優先

       の輸送品質を目指して」

  発表者 栃木県北通運株式会社

          物流事業本部長 藤井恒一

V 特別講演
 特別講演 1  
  演 題  「
最近の労働安全衛生の動向

        について

  講演者 厚生労働省労働基準局

        安全衛生部安全課長

                    田中正晴 氏
 特別講演 2
  演 題  「世界につながるJリーグ」

  講演者 サッカー解説者

                 セルジオ越後 氏
 閉会の辞  徳島県支部長 粟飯原一平 

栃木県総合文化センター メインホール

栃木県総合文化センター

 

過去の大会一覧

 

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 T 大会式典

 【開  会】

  大会は、国歌斉唱、労働災害によりお亡くなりになられた方々への黙祷に続き、開催地の栃木県関谷忠泉支部長から「本年における労働災害は、昨年に比較して増加傾向で推移しております。労働災害はいかなる経済情勢の下にあっても、本来あってはならないものであります。本日の大会を契機として、心を新たにして皆様方とともに、さらに一層の安全活動を推進してまいろうではありませんか。」という旨の力強い開会の辞で始まりました。

関谷 栃木県支部長
 

 【挨  拶】
  主催者を代表して岡部正彦会長が挨拶しました。

岡部 会長
>>会長挨拶全文<< (PDF:67.4KB)

 

【来賓祝辞】
 来賓の厚生労働大臣、国土交通大臣、警察庁長官、 栃木県知事からご祝辞をいただきました。

厚生労働大臣

祝辞

国土交通大臣

祝辞

警察庁長官

祝辞

栃木県知事

祝辞

(代読)

厚生労働省

労働基準局

安全衛生部

安全課長

田中正晴 様

(代読)

国土交通省

関東運輸局
次長

長谷部正道 様
 

(代読)

警察庁
関東管区警察局

広域調整部長

 駒走博志 様
 

(代読)

栃木県

副知事

麻生利正 様


 

【表彰】

  表彰式では、安全衛生表彰の事業場・団体表彰(63事業場・2団体)、個人表彰(49名)、永年勤続表彰(8名)、優良フォークリフト等運転者表彰(179名)のそれぞれについて、岡部会長から代表者の方々に対する表彰を行いました。

  また、本年度の中央労働災害防止協会緑十字賞の受賞者(2名)の紹介を行いました。

>>安全衛生表彰等の受賞者の方々<< (PDF:113.0KB)

 
岡部会長から受賞者に表彰状を授与

 

【安全衛生標語入選作顕彰】

  安全衛生標語入選作品顕彰では、今大会に合わせて募集した標語の入選作品と入選者の紹介、岡部会長から代表者の方に対する表彰を行いました。

>>安全衛生標語入選作品<<

 

【大会宣言】

  大会式典の最後に、埼玉県横塚正秋支部長から大会宣言案が力強く読み上げられ、満場一致で採択されました。

横塚 埼玉県支部長
>>大会宣言<< (PDF:55.1KB)

 

 

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 U 事例発表

 事例発表は、「荷主先と連携した荷役災害の防止」をテーマとして、創意工夫を凝らしながら、安全衛生活動に先進的に取り組んでいる2つの事業場から事例発表を行っていただきました。

 

【事例発表 1】

題 名 「荷主と連携したフォークリフトと人との接触防止」

発表者  アート梱包運輸株式会社 安全管理部長 田古島正幸 氏

 長野県のアート梱包運輸株式会社 安全管理部長 田古島正幸氏からは、「荷主と連携したフォークリフトと人との接触防止」と題して、「安全は全てに優先する」という理念のもと、経営トップの主導により安全を確保することが、企業存立の根幹をなし、企業の社会的責務であるとの安全の基本方針に則り、荷主の積込み場所における人とフォークリフトとの接触防止対策、遵守事項を定め、これらを徹底することに努めているという旨の発表をいただきました。

発表資料 (PDF:1.69MB)

 
 

【事例発表 2】

題 名 「荷主先と連携した安全最優先の輸送品質を目指して」

発表者  栃木県北通運株式会社 物流事業本部長 藤井恒一 氏

 栃木県の栃木県北通運株式会社 物流事業本部長 藤井恒一氏からは、「荷主先と連携した安全最優先の輸送品質を目指して」と題して、輸送の安全の確保が事業経営の根幹であるとの基本方針のもと、荷主先との会合を定期的に持つことにより、荷主先と連携して安全に対する価値観を共有化し、労働災害防止に努めている旨の発表をいただきました。

発表資料 (PDF:3.29MB)

 

 

 

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 V 特別講演

 特別講演として、厚生労働省労働基準局安全衛生部田中安全課長による「最近の労働安全衛生の動向について」と題した講演に続き、サッカー解説者であり、日光アイスバックスのシニアディレクターでもあるセルジオ越後氏から「世界につながるJ リーグ」と題した講演が行われました。

【特別講演 1】

演 題 最近の労働安全衛生の動向について

 講演者  厚生労働省 労働基準局 安全課長 田中正晴

   

【特別講演 2】

演 題 「世界につながるJリーグ

講演者  サッカー解説者 セルジオ越後 氏

 

 

 【閉  会】

 次回第47回大会の開催地である徳島県の粟飯原一平支部長から「次回大会は、徳島県徳島市で開催される。徳島は魅力に満ちたところであり、楽しく、実りのある大会といたしたい。多数の皆様の参加をお願いしたい。」旨の閉会の辞が述べられ、来年の再会を期して今大会が締めくくられました。

粟飯原 徳島県支部長

  


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